2021-22 RI President
2021-22年度 国際ロータリー会長 シェカール・メータ Shekhar Mehta
RI会長からのメッセージ
皆さまとご家族に謹んで新ロータリー年度のお祝いを申し上げます。この1年間を「もっと成長し、もっと行動する」1年にすることで、ともに人生で最良の年にしましょう。変革者の年にするのです。まずは会員増強から。
だからこそ、「Each One, Bring One」(みんなが一人を入会させよう)が非常に大きな意味を持ちます。今年度は、ロータリーが皆さまの地域社会に、そして世界中に影響を広げられるような新しい方法を創出しましょう。各会員がひとり新しい会員をロータリーに紹介すれば、会員数は2022年7月までに130万人に達します。今すぐ始めましょう。
ロータリーの仲間が増えたら、私たちはロータリーとしてどんな変化が引き起こせることでしょうか。他者のために尽くす人が増え、みんなの人生を豊かにするために奉仕する人が増えるのです。もっと成長し、もっと行動することでどれほどの変化がもたらせるか、想像してみてください。会員数が増えれば、これまで以上に大規模で野心的な奉仕プロジェクトに取り組むことも可能になります。それに、一人ひとりがこれまで通り、地域社会のニーズに応えて自分のやり方で奉仕活動を続けることもできます。
ロータリーの素晴らしいところは、世界中で人によって奉仕の意味が違うところなのです。とはいえ、私たちみんなの奉仕活動に組みこむことのできるテーマがあります。女児のエンパワメントです。残念ながら、この時代においても女児は世界中で女児であるがゆえに困難を抱えています。ジェンダー平等を牽引していく力がロータリーにはあります。教育、医療、雇用における女児の地位向上、そしてあらゆる職業における平等をもたらすための女児のエンパワメントは、これから立案するあらゆるロータリープロジェクトに組みこまれるべきです。女児は未来のリーダーですから、彼女たちが自分の未来を形作るのを後押しなければなりません。
授けられた最大の贈り物は
誰かの人生に触れる力
変える力、違いをもたらす力
めぐりゆく命の中で
手を、心を、魂を
差し伸べるなら
魔法が起こる
歯車が回りだす...
ともに歯車を回そう
全人類の繁栄のために
私たちには力と魔法がある
奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために。
今、世界は苦難の時に直面しています。新型コロナウイルス対策における皆さまの活躍には目を見張るものがあります。ロータリアンにとって、克服できない難題というものはありません。難題が大きければ大きいほど、ロータリアンは燃えるのです。ポリオ根絶などの不可能に思われた難題にロータリーが取りくんだときに起こることを考えてみてください。きれいな水や衛生を改善することで、何百人もの人びとの暮らしをよくしてきた事実に思いを馳せてください。平和など実現不可能に思われた地域で、ロータリーが毎年平和を推進していることを思い出してください。ロータリーの基本的教育と識字率向上プログラムには国家を根幹から支える効果があります。
会長テーマ:2021-22年度「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」
SERVE TO CHNGE LIVES
プロフィール
シェカール・メータ
2021‐22年度会長
Calcutta-Mahanagarロータリークラブ所属
インド(西ベンガル州)
会計士であり、自身が設立した不動産開発会社「Skyline Group」の会長。カナダを本拠とする「Operation Eyesight Universal (India)」のディレクター。
災害救援に熱心に携わり、シェルターボックス(英国)の管理委員も務める。2004年のインド洋大津波の際には、被災した家族のために500戸近い家屋の建築を支援。
南アジアで1,500件以上の心臓外科手術を実施したプログラムを立ち上げる。インド全土での識字率向上をはかる「TEACHプログラム」の創設にもかかわり、このプログラムを通じて何千もの学校に支援を提供。
1984年にロータリークラブ入会。RI理事、各種委員会の委員と委員長、ゾーンコーディネーター、研修リーダー、ロータリー財団専門家グループメンバー、地区ガバナーを歴任。ロータリー財団(インド)の理事長も務める。
超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状と特別功労賞を受賞。
ラシ夫人と共にメジャードナー、遺贈友の会会員としてロータリー財団を支援。
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